熾烈な争奪戦!GWのANA国際線特典航空券ビジネスクラスを取るまでを完全レポ(1/2)
陸マイラーなら誰もが憧れる、ビジネスクラスでの国際線特典航空券の発行。
かねてよりマイルを貯めてきた我が家では、
満を持して、2020年ゴールデンウィークのANA国際線特典航空券の予約にチャレンジしました!
途中なかなか遭遇しないであろうトラブルも起こり、
なかなか勉強になりましたので、一読の価値はあるかと思います!
ぜひ最後まで奮闘記をご覧ください。
予約を取ろうとした便
私たちが計画していたプランは、
シンガポール経由での東京・デンパサール(バリ)間の航空券。
さらに途中ストップオーバーをし、シンガポールで2泊滞在するというプラン。
日程にして以下のプランです。
世界最高レベルと称されるシンガポール航空・ANA両方のビジネスクラスに乗ってみたい!
折角乗り換えがあるのなら、
ストップオーバーを使ってシンガポールにも少し滞在したい!
という下心から、ただえさえビジネスクラスは座席数が少ないにもかかわらず、
*乗り継ぎ都市でのストップオーバー
という2つの要素を入れ込んだ、
なかなか調整が難しい特典予約にチャレンジすることになりました。
ANA会員のステータスは?
私:SFC家族会員
夫:平会員
でした。
それぞれでマイルを貯めており、訳あって合算もできなかったため
予約も各自で行うことに。
ステータスの違いもある中、
さらに各自で予約を行うということになりましたので、
またまた予約までのハードルが高くなってしまいました・・・。
いざ、予約へ!結果は?
往路の予約が始まる355日前、すなわち2019年5月10日(金) の午前9時、
共働きの私たち夫婦は午前休を取り、予約開始時間にスタンバイをしておりました。
9時になった瞬間電話をかけたところ、なかなか電話がつながらず。(涙)
2020年GWの休み始めの予約開始日ということで、
かなり電話回線が混み合っていたもよう。
余裕を持ってもっと前から電話をつなげておくべきでした・・・。(反省)
ようやく電話が繋がったのは、9時6分頃。
人気の高いホノルル便やヨーロッパ便ではないので、
まだ空きがあるだろうとたかをくくっていたのですが・・・
空席確認をしてもらったところ、
なんと羽田・シンガポール間のANAビジネスクラスは満席になってしまったとのこと!
SFC会員の私でも空席待ちとなってしまったので、
シンガポール行きのビジネスクラスはかなり人気路線であるということを痛感しました。
GWにシンガポール旅行、人気なんですね・・・。汗
シンガポール・デンパサール間のシンガポール航空ビジネスクラスは空きがあったので、
後日座席クラス変更/日程変更することを前提に、以下の便をとりあえず抑えることに。
※予約日の時点では4月29日以降の予約枠が解放されていなかったため、
同日に東京〜バリの往復をするという狂ったスケジュールになっていますが、
ストップオーバーと復路の日程に関しては変更前提ですのであしからず。
一旦上記の日程で抑えた航空券を、最終的には以下の日程に変更する作戦で、
その日はオペレーターさんとの会話を終えました。
ここで変更可能な項目を念のためオペレーターさんに確認をしておくと、
・同一区間・同一航空会社であれば、搭乗日の変更は可能。
・ビジネスクラス分のマイルを支払っているため、空きが出た場合は、
エコノミーで取っていた座席をビジネスクラスに変更することが可能。
とのことでした。
これが後々大きな問題になるとはこの時はつゆ知らず・・・。
そして翌日。往路便の日程変更に挑む
翌日の9時。
10分前から電話をかけ始め、9時すぎに電話がつながりました。
が、30日の羽田→シンガポール便のビジネスが僅差で埋まってしまったとのこと。
しかし、28日の便であればビジネスに空きがあるということでそちらに変更してもらうことにしました!
※GWの予約になるため、ある程度日程はフレキシブルに変えようと話し合っていました。
それに伴い、一旦復路の便も後ろにずらすことになり、
最終的に以下の日程でこの日は予約を終えました。
これで一旦往路はANA・シンガポール航空ともにビジネスクラスを確保できたということでひとまずはほっと一息。
しかし、ここで違和感を感じたことが一つ・・・。
念のため、webでもいろいろな航路を検索しては空きがないか確認していたのですが、
復路のシンガポール→成田便のビジネスはどの日程でも、空席待ちすら表示されないのです。
ANA便だと空席待ちは表示されるため、
「そもそもこの航路はビジネスクラスの予約枠の設定がないのでは・・?」と思い、
あらゆる検索をかけたところ、
ANAのwebサイトでまさかの以下の注意書きを発見。
- シンガポール航空の次の機種(A350-900、A380-800、B777-200ER (retrofitted)、B777-300ER)ではスイートクラス・ファーストクラス・ビジネスクラスでの特典航空券での予約はできません。
引用:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/tk/usage.html
シンガポール航空のシンガポール→東京便の機種を調べてみると、
すべてこちらに該当している・・・。
羽田・成田問わずすべての便のビジネスクラスでの予約ができないとのこと!
*2019年5月予約時点
これはなんという由々しき事態・・・。
私たちは、オペレーターさんに何度も
「シンガポール航空もビジネスに空きが出れば変更できるんですよね?」と確認していたので、
これは完全にANA側の落ち度だと確信。
そもそも、ANAのwebサイトにも記載してある事項をオペレーターさんが把握していないのってどうかと思いますよね・・・。
私に関してはスーパーフライヤーズデスクにかけていたにも関わらず、把握していなかったという。。
少し不信感を抱いてしまいました。
スーパーフライヤーズデスクへ抗議の電話!結果は・・?
すぐにスーパーフライヤーズデスクへ電話をかけ、こちらの事態を伝えると、
とりあえずの謝罪の言葉と、
念のためシンガポール航空側に事実を確認するため、
確認後折り返しの電話をするとのこと。
(いやいや、ANAの公式サイトに明記してるんだから、確認も何もないでしょう・・!)と思いつつ(笑)、折り返しの連絡をを待つことに。
待つこと15分程度、折り返しの電話がかかってきました。
やはりシンガポール→成田便はビジネスクラスでの発行ができないため、
エコノミークラスでの搭乗となってしまう。
ただし、マイルに関してはビジネスとエコノミーのマイルを足して二で割った数で予約をさせていただくとのこと。
つまり、通常63000マイルのところを55000マイルにするから、
エコノミーで勘弁してくれ、というお話ですね。笑
電話を一旦保留にさせていただき、夫婦で話し合いましたが、
マイルを使うならビジネス以上のランクで使わないとコスパが悪いですし、
しかもシンガポール・東京間という長時間の距離をエコノミーで乗ることはありえない。
という結論になり、再度交渉をすることに。
交渉の結果、本来であれば航空会社の変更はできませんが、
本件はANA側の瑕疵ということで、
特別に、復路の便をビジネスクラスの予約が可能なANA便に変更できるようにしてもらえました。
ただし空席があれば、ということでしたので、
翌日に再度、以下の日程での予約変更チャレンジをすることに・・!
*最終的には5月5日の復路便をとれれば良いのですが、
一旦シンガポール・東京間をANAのビジネスクラスに変更しておけば
その後は日程変更だけを依頼すればいいので、変更依頼がスムーズに進むだろうという意図がありました。
長くなってしまったので、次回に続く・・・!